旅にでて、1ヶ月が過ぎました。
台湾からスタートして、香港、中国、ベトナムと
移動してきました。
同じアジア圏といえども、ここベトナムでは、
台湾〜中国では感じることのなかった感情を持つことが
しばしばありました。

それは「親切もビジネス。笑顔の裏の下心」
という言葉がピッタリのベトナムでのやりとりでした。
明らかに観光客の私に声をかけてくるのは
もちろん商売だから、下心があっていいと思うんです。
でも最初はとても笑顔で接してくれて優しかった人が、
断った瞬間にガラリと別人のように冷たく態度を豹変する方が多かったり、
明らかに高い外国人値段でふっかけてくる方が多くて、
私はいつのまにか、ベトナムの方と接する時、その人を知ろうとする以上に
その人を最初から疑いの気持ちで接するようになってました。

そんな貝のように閉ざされた私の心を、
癒してくれた出会いが、ベトナム滞在最終日にありました。
それはいつものように、宿を探して歩いているときのことでした。
「宿探してるの? うちいい部屋あるよー」
いつもと同じ台詞が飛び交う中、参考までに
「いくらの部屋がある?」と聞いてみると
「12ドルだよ。 部屋だけ見てみてみない?今は満室のところが多いんだよ」
と、やっぱり相場よりかなり高めの値段な上、どこも満室というのが
うそっぽい!!
と、私はかなり疑心暗鬼になりながら、
「私はもっと相場が安いって知ってますから。それに行きたい宿があるので」
と、自分でも、それが失礼な態度だと思いながらも、その場を去りました。
そして、その後宿をめぐること5件以上。。。
なんと本当に、どの宿も12〜15ドルで、しかも満室と告げられることも多くて、
私は、長時間の移動と、重いバックパックで疲労いっぱい、
何より日が暮れた暗い街中を1一人で歩いていることが怖くて、
わらにすがる思いで、最初に話しかけてくれた女の人のところへ戻りました。
すると、その女の人は、私があんな失礼な態度で接したにもかかわらず、
「ね、言ったでしょぉ。待ってたよぉ」と笑顔で
迎えてくれました。

カンボジア行きのバスについても、とてもいいアドバイスをくれて、
「Don't worry too much」
と、私の顔を見るたびにに言いました。
「心配しないで、大丈夫よ」
その言葉は、まさにそのときの私にぴったりでした。
きっと私の表情は、相手にすぐ伝わってしまうくらいの疑いの眼差しと
不安がにじみ出てたんだと思います
その女の人は最後まで、笑顔で、カンボジアに旅だつ私を
「Don't worry too much and Have a nice trip !」
と温かく見送ってくれました。
。

つらい出会いも多い中で、最後にこんな幸せな出会いがあって
よかったなぁ!
今回見れなかった場所もたくさんあるし、こんなあったかい人もいる♪
またベトナムにこよう!
そんなベトナムでの最終日でした。